INTERVIEWS
社員を知る
デジタルミックスってどんな会社?先輩たちってどんな人?みんな、どんな思いで仕事に取り組んでいる?社員のストーリーを通して、私たちの会社を知ってください。
クールな表情のウラにある
愛すべき一面。
先輩/中西が、後輩/小出の人となりを語る。

中西愛AI NAKANISHI
システム開発課 開発職 2014年入社
小出乃絵NOE KOIDE
システム開発課 開発職 2015年入社
待望の後輩女子、恐るべし。
私の1年あとに入社した彼女ですが、同い年なので自然に親近感も生まれます。分からないことは早々に見切りをつけて質問してくれるし、ヘタな遠慮をせずに分かりやすく伝えてくれる。理路整然とした話し方も説得力があります。こういう性格、プログラミングにも役立ちます。それが私はすごくやりやすい。だってこういう人と進めるプロジェクトはスムーズにモノゴトが前に進みます。だから今度、私が中心になっている開発案件も、小出さんをチームメンバーに指名しちゃいました。私にそんな人事権限はありませんけど、そこは強引に…。
彼女のもうひとつの才能は洞察力。入社したばかりの後輩たちの性格や特性をすばやく言い当てるんですよね。それがすごい的確だから恐ろしい。そんな能力があって入社2年目から早くも新人研修も担当しています。社内業務もいくつか任され、入社から3年経った頃にはすでに本社の主のような存在感なのです。社内のことは彼女に聞けは間違いない!って先輩後輩関係なくみんなに頼りにされてます。
アニメ好き、グルメ巡り…
意外なキャラが解き明かされていく。
仕事中に発揮するパフォーマンスとは裏腹に、とても人見知りな側面もあるのです。決して自分を前面にアピールしないし、だいたいいつも落ち着いていて寡黙。社内ではきっとそんな印象だと思います。ところが、(私が本社に出社するとき、必ず実施している)3人のランチ女子会で見えてくる彼女の意外な一面にビックリさせられました。しかも結構いろんなネタを持ってます。謎めいた彼女の本性に社内外の誰もが興味津々なので、私がここでバラしましょう。実は休日にIT教育のボランティア経験があるのだそう。そんなことって人見知りじゃできませんよね。あるいはグルメイベント巡りが好きで全国に遠出していたりもします。実はめっちゃアクティブでビックリします。
そして嬉しいことに、私と同じでアニメ好き。お互いにそれを知った時の「え!マジでーーー!」ってやりとり、忘れません。今ではお互いのお気に入りについてマニアックに語り合っていたりしています。きっとディープすぎて誰もついてこれないはずです…。というわけで、これからも彼女から目が離せません。

COMMENT
本人からひとこと
表にしてなかった一面をバラされて、なんか恥ずかしいですははは…。やんちゃな後輩男子もビシバシ指導できる中西さんの教育力、見習い中です。仕事できるオンナになるぞ!
仕事を知る
仕事を究めると、成長した自分が見えてくる。
思い上がった1年目、
迷惑かけた新任リーダー時代、
おかげで成長できました。

島津聖也SEIYA SHIMAZU
システム開発課 システムサポート職 2014年入社
「覚えちゃったらこっちのもん!」
甘い企みが脆くも打ち砕かれた1年目。
2014年夏。新人時代のボクは過信していました。「この会社の新人研修ってめっちゃ実務的じゃん!」知識を手に入れ早くも無敵な気分だったのです。研修後の配属先はシステム運用担当。「運用ってルーティンが多そうだし、覚えることさえ頑張って覚えりゃ、すぐこなせるっしょ!」と楽観的になっていました。いや、仕事の深さを完全にナメていたのです。現場で通用しないことはあっという間に思い知らされます。
例えば、お客様の制度や仕組みが変われば、それに合わせてシステムを柔軟に改善していくわけです。「そのための費用ってどれくらい?」と問われたら、変更点に関するヒアリングや調査が必要ですが、どこから手をつけたらいいのか…。手も足も出ないのです。「データベースから分析して資料を作ってもらえませんか?」とオーダーされても、自分は顧客の事業を何も理解していない。
デジタルミックスで一人前と言われるスキルは詰め込み学習だけじゃ発揮できません。システムのことだけ分かっていればいいんじゃない。システムを取り巻く会社の状況までを把握して、改善策を提案しないといけない。(なのに、そもそもシステムのことも分かってないじゃん。)先輩、これ、ボクできるようになるんですか…?
あ、自ら答えを導いてる!
と思えるようになったら一人前。
お客様から要望を受けるたび、ボクは先輩にしつこく質問をぶつけました。入社2年目。そんな日々を繰り返すうちに、少しずつ自分で顧客要望に応えられるようになった。気づけば新たに提案できたりもして…。すると当然ながらシゴトが面白くなってきました。
この仕事の面白いところは、「終わり」や「正解」がないこと。だから最初は迷うわけです。コスト面やセキュリティリスクを考慮しつつ、システムを限りなくシンプルな状態に近づけていく。ひとりで突き詰めてわからない時は、周りと話し合ってより良い選択肢を見つけていく。ゴールに辿り着けそうな手段をああでもないこうでもないと練り続け、擦り切れるほどアイデアを出し、ひとつずつ地道に課題をクリアしていく。果てしない道のりだけど、この奥深さを追求していくことこそがプロなんだと知りました。
チームメンバーにかけた苦労を
繰り返さないのが島津流。
2015年。3人チームの責任者を任されました。案件のコントロールに苦戦してある日チームのみんなを夜遅くまで付き合わせてしまったのです。メンバーの力を借りなければ目の前の問題を解決できない状況でした。
チームの責任者として情けない。「こんな状況にしちゃってゴメン…」心の中で謝りつつも無理強いをさせているのにふたりは嫌な顔ひとつせず隣でフォローしてくれている。でもそれが反省材料になりました。締め切り前にメンバーに迷惑をかけないよう、先にやっておけることはなんだろうか。キャパオーバーにならないように、あの業務は外部に依頼しようか。あの経験のおかげで先回りして手を打つことができるようになりました。
10年目の頃にはビッグプロジェクトの筆頭に立ちたいです。ボクもマネジメントの知識と経験を重ねなきゃいけません。頼り甲斐のある先輩ばかりでつい甘えたくなってしまうんだけれど…。
クビかもしれんと思った経験で
上司から人間力を学びました。

鈴木裕次YUJI SUZUKI
システム開発課 システムサポート職 2000年入社
目の前で致命的問題発生!
茫然自失の私にかけた上司の短い言葉。
入社12年目のこと。忘れられない大失敗がありました。当時3人チームのリーダーをしていました。そこで開発したシステムの納品後に致命的な問題が発覚しました。あっという間に客先の現場はただならぬ事態です。そんな様子を目の当たりにして、ジワジワとことの大きさを実感していました。「もう、名古屋でSEとして働けないかもしれん……」「クビになっちゃうなあ」そりゃもういろんな覚悟をして凹みました。
動揺しまくる自分をよそに上司は「誠実に対処しよう。いま現場でできる責任を果たそう」と。たったこれだけの指示。あの瞬間の私にとってこの冷静なアドバイスはなぜか不思議と救いになりました。後になって振り返ると、あの時もし自分が上司だったらもっと感情的に責め立てたかもしれません。
それから一週間。リカバリーのため無我夢中で行動しました。おかげで、立ち止まらずに、失敗のすぐ先の対応について前向きに考えることができた。それが現場の人間としての責任の取り方だったんです。「悔やむ必要はない。精一杯のリカバリーと、同じ失敗を防ぐための策を全力で考える人になる」そんな上司の背中を見て、自分もそうなりたいと明確な理想像ができた経験でした。
プロジェクトの成功を生む鍵は
コミュニケーション
SEはモニタ画面に向かって、ひとりで開発するイメージを持たれがちです。プログラムを組んで、システムを作ることが仕事だと。だけど本質は「システムを通じてサービスを提供すること」なのです。システムを利用するのは“人”なんです。使う人をしっかりと思い浮かべられなければ、良いシステムを作ることはできません。人を思い浮かべる。ただ、使う人のことを思い浮かべる。そのための情報を引き出す鍵は、月並みですがコミュニケーションです。SEはプロジェクトごとにチームで取り組みます。チームメンバーは当然“人”です。
今、私は5人のシステム運用のチームリーダーをしています。リーダーと言っても偉いわけではありません。メンバーを適材適所、上手く使って進めるのが役割です。メンバーひとりひとりの個性を見抜くために必要なのは、間違いなくコミュニケーションです。日常の何でもない会話の積み重ねを大切にしています。自分もかつては、上手く話せませんでした。でも、どんなインパクトのある失敗だって、積み上げることで経験値になっていきます。何も怖がることはないと、社会人になってから学びました。コミュニケーションもどんどん失敗して、次につながる話をしていきましょう。
子供の頃の空想がここで叶うかも
とニヤけているヘンな自分
私は小さい頃、近未来的な空想をしてはニヤけてしまうようなこどもでした。それでも就職する頃には空想ではなく、現実的な大人に。当時はPCや携帯電話なんかが普及して、紙からデジタルへと時代の転換期。その中心で働くSEになるためデジタルミックスに入社しました。
入社して17年。小さい頃に想像していた近未来を軽々と超える現代。もしかしたら、ここで空想を形にすることだってできるんじゃないか。そんな可能性も胸に、日々、技術を磨いています。
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