BUSINESS

IT業界とは/ITの仕事とは

このページを見ているあなたは、「IT業界で働きたい」という気持ちを持っている方だと思います。そこで、一つ質問です。「IT業界」や「ITの仕事」について、具体的なイメージを持つことができていますか。ひとくちに「IT」といっても、実に多くの業種と仕事があります。IT業界で働くということに明確なイメージを持ってもらうために、ここでは、IT業界の代表的なプレーヤーを解説しながら、その中での、私たちの事業や仕事を紹介します。

「IT」と「ICT」のイメージ画像

POINT

「IT」と「ICT」

昨今、「IT」と「ICT」という単語が混在して使われています。ITは「Information Technology(情報技術)」の略で、ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略なのですが、実はこの2つに大きな違いはありません。ただ、「IT」をより正確に表現すると「ICT」という言葉になり、海外では「ICT」という表現のほうが一般的です。ここでは、みなさんに馴染みの深い「IT」という言葉で統一しています。

大前提:
BtoB」と「BtoC」の違い

大前提:「BtoB」と「BtoC」の違いの説明図

IT業界を詳しく知る前に、まずは「BtoB」と「BtoC」の違いを理解しましょう。分かりやすいのは「BtoC」でしょうか。これは、企業が一般消費者(つまり、これを読んでいるあなた)に向けてサービスを提供するビジネス形態です。誰もが知る超有名検索サイトやSNS、また、有名ショッピングサイトなど、これらのサービスを運営する企業はすべて「BtoC」にあたり、一般的に多くの人が知る有名企業が多いゆえに、IT業界で働くことをイメージするとき、こうした企業を最初に思い浮かべる人が多いようです。
そしてもうひとつが「BtoB」。これは、企業と企業の間でサービスや商品のやりとりが行われるビジネス形態を指します。一般的には見えにくいビジネスなので、例えばIT業界でBtoBビジネスを展開する大手企業の社名を聞いたとしても、分からない人がほとんどです。しかし、いわゆる「IT業界」を構成する企業のほとんどがBtoBビジネスを主領域にしている企業であり、その事業領域や企業数を正確に把握することが困難なほど、市場規模の大きなビジネスです。そして私たちデジタルミックスも、このBtoB領域で事業展開する会社です。

「B」と「C」のイメージ画像

POINT

「B」と「C」

B」は「Business(企業)」、「C」は「Consumer(消費者)」の略です。つまり、「B to C」は、企業から一般消費者へ、「B to B」は、企業と企業の商取引を意味しています。

IT業界は、 大きく4つの分野に分けられる

IT業界の説明図

IT業界は大きく4つに分類できるというのが、私たちの考えです。ですが、変化の激しい業界でもあり、また、複数の分野にまたがって事業展開する企業が多く、明確な定義はありません。ここでは、IT業界のおおまかな全体像を把握してもらうために、私たちの独自の基準をもとに簡略化して解説します。(※1〜4の各々に、BtoB企業とBtoC企業が存在しています)

1. インターネット業界

主にインターネットサービスを提供する企業です。SNS、検索ポータルサイト、ショッピングサイトを運営する企業などがメインプレーヤーです。また、オンラインゲームを提供する企業なども含まれます。この分野には、誰もが知る大手企業の社名がずらりと並ぶので、IT業界と言えば、まずこの分野を連想する人が非常に多いです。しかし実は、IT業界の氷山の一角に過ぎないことを、まずは覚えてください。

2. 通信業界

いわゆる大手通信キャリア企業がこの分野のメインプレーヤーです。スマートフォンや携帯電話の接続サービス、インターネット回線の提供、インターネットへの接続サービスなど、通信インフラ事業を行なっています。この分野においても、テレビCMなどで大掛かりなキャンペーン行う有名企業の名前が並びます。

3. ハードウェア業界

パソコン、スマートフォン、タブレット端末などの「ハードウェア」を製造・販売するメーカーはこの分野に属します。世界的にはりんごマークのメーカーなどが有名ですが、国内にも複数の大手メーカーが存在しています。また、近年注目を集めるIoT(モノのインターネット)に関する製品の需要も増えており、変化と進歩の著しい業界ですが、エンジニアとしてはハードウェアエンンジニアが主流ですので、他のIT業界とは人材に求めるスキルが少し違うかもしれません。

4. ソフトウェア業界

ソフトウェア業界には、情報サービス産業と呼ばれる分野があり、 それは二つに分類するとより分かりやすいです。

第一に、パソコンやスマートフォンなど情報端末のOS(Windowsなど)や、ソフトウェア(Excelなど)を開発・販売するパッケージソフトウェア業界があります。

第二に、さまざまな企業向けに独自の業務用ソフトウェアを開発する企業があります。一般的にシステム開発業界と呼ばれ、そこで事業展開する企業を「システムインテグレーター(SIer※エスアイアー)」と言います。

そして、私たちデジタルミックスはシステム開発業界に分類される「SIer」と呼ばれる企業です。BtoBビジネスであるため、一般にはあまり知られていない業界なのですが、次項からはその構造や特徴について解説をします。

システム開発業界のイメージ画像

POINT

システム開発業界の市場規模は
約8兆円

総務省の統計データによれば、2016年のシステム開発業界の市場規模は約8兆円。比較対象として、「パッケージソフトウェア業界」の市場規模が約1兆円です。実はIT業界全体の中でも常にニーズが絶えない、将来性の高い業界です。

※参考文献|平成30年版 情報通信白書|総務省

システム開発業界の仕事と、 デジタルミックスの特徴

システム開発業界の仕事と、デジタルミックスの特徴の説明図

SIerとは、クライアント企業のために、オリジナルの業務用ソフトウェアを開発する企業です。例えば、モノづくりメーカーのクライアントであれば、効率化のために生産状況を管理するソフトウェアをゼロからつくります。また、金融関連のクライアントであれば、入出金の流れなどを厳格に管理するソフトウェアを開発しセキュリティ強化と業務効率の向上を実現します。つまり、クライアントが叶えたい目標に向かい、完全にオリジナルのソフトウェアを開発し、世の中のさまざまな企業の困りごとを解決する仕事です。

一般的に、システム開発業界ではプロジェクトが大規模であるほど、「一次請け」と呼ばれる企業が上流工程の要件定義や設計などを担当し、その後、プログラムやテストなどの下流工程を「二次・三次請け」と呼ばれる企業が担当します。いわばピラミッド構造のプロジェクト形態になることが、殆どなのです。こうした業界構造が通例となっているのにはさまざま側面があり、一概に良い・悪いの判断は難しいのですが、一つ言えることがあります。この構造の中では、いわゆる二次・三次請けの企業で働くエンジニアが、システムの要件定義や設計といった上流工程の経験を積むことができません。それゆえに、ある程度から先のキャリアアップを望んでも、困難なケースが多いのです。
その中でデジタルミックスの最大の特徴は、システム開発プロジェクトにおいて上流〜下流の全行程を担える、業界でも数少ない企業であることです。デジタルミックスで働くエンジニアは、プログラム技術はもちろん、クライアントの課題からシステムの要件定義や設計など上流工程まで、プロジェクトの全フェーズを担当できるスキルを保有しています。業界の中でもレベルの高いとされる仕事を任され、今までに多くのクライアントの「困りごと」を解決に導いてきたことに、誇りを持っています。いちプログラマで終わることなく、プロジェクト全体を管理する希少価値の高いスキルを身に付けられる環境であることが、私たちの会社で働く大きなメリットです。

プライム案件のイメージ画像

POINT

デジタルミックスが手がけるのは 「プライム案件」

ここで言う「一次請け」はプライム案件と呼ばれています。その名の通り、直接、クライアント企業からシステム開発を依頼される企業は数少ないからです。企業の困りごとを解決するためのシステム構築プロジェクトのすべての流れを経験し、能力を伸ばしていける環境があります。

多彩な業界のプロジェクトを担う
デジタルミックス

さまざまな業界のお客様から数多くのリピートオーダーをいただいている理由は、デジタルミックスの提供するシステムが「高品質」であるから。品質に定評があるからこそ、大手クライアントを中心に、長年の信頼関係を築くことができています。今後も新しい業務分野へのチャレンジを加速させ、事業基盤を強化していきます。

多彩な業界のプロジェクトを担うデジタルミックスの図
多彩な業界のプロジェクトを担うデジタルミックスの図

デジタルミックスの強み

デジタルミックスの強みには、5つのポイントがあります。

  • 学べる先輩がいる
    深く、濃いコミュニケーション力
  • 成長できる
    プロを育てる人材育成力
  • 仲間がいる
    ともに課題に挑むチーム構築力
  • プロジェクトを進める力がつく
    徹底した品質管理力
  • 技術力を磨ける
    技術の最前線に立ち続ける力

グローバルな展開をする、または業界をリードする大企業をお客様に持つ当社は、常に高品質のシステムを提供しています。ご提供するシステムの信頼性は高く、特に大手情報システム企業・官公庁・大手医療関連業界などから高評価を受けているため、安定経営を実現しています。会社が将来の経営を考えるのが当然であるように、社員も、自分と家族の将来をイメージできる会社です。「目指せるキャリア」のページにて、その中での具体的なキャリアプランをご紹介します。

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